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*ニンジャスレイヤー感想ブロゴだ*

「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン展」に行ってきました

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中野ブロードウェイ内pixiv Zingaroで5月24日まで開催されている「ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン展」へ行ってきました。正確には既に2回行っていて、せっかくなので色紙コンプしたいし会期中にもう1回行くかもです。比較的都内に出やすいとこに住んでいてよかった。

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2回目に行ったときは、壁面に貼られたパネルに翻訳チームのサインが追加されていました。

会場はわりと普段から作品ごとの企画展をやっているスペースで、私も別のイベントで行ったことがあります(魔法陣グルグル展 | EPX studio blog)。さほど広くはない空間で、言ってしまえば展示のボリュームも大したことはない印象です。

ですが、やはりアニメーションの原画の迫力はなかなかのもの。原画用紙に描きつけられた生き生きとした鉛筆の線は、完成作品になってしまうとニュアンスが失われてしまう部分が大いにあり、アニメファンでなくとも引き込まれるものがあります。

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展示内容としては、壁一面がアニメーション原画の展示スペースとなっており、他の2面にポスターなどのグッズ類、各種コミカライズ作品の複製原稿、書籍イラストの原画などというような感じ。原画は各話からバランスよくピックアップするという意図は窺えましたが、やっぱもう少しボリュームがほしいところ。また、この作品はキャラクターデザインが素晴らしかったので、欲を言えばそういった設定画やスケッチも見てみたかったなと思います。

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黄色い原画用紙は確か作画監督による修正のはずなので、そういったところに注目してみても面白いかもしれません。あと、ほとんどの原画がTRIGGERのロゴの入った原画用紙の裏面に描かれているのが印象的でした。枠があると窮屈なのかなあ…。

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「サプライズド・ドージョー」のこのゲンドーソー・センセイのインストラクション・ワンのカットは放映時からすごいと思っていましたが、原画をみるとほとんど線に迷いがないんですね。ラフな線のようだけど、無駄がなく動きのある絵になっている。この回は珍しく作監補に今石さんがクレジットされているので、絵のタッチからするとどうもそうっぽい気がします。

自由に閲覧できるように展示されていた絵コンテ(1話/2話と25話/26話のもの)も大変見応えのあるものでした。特に、メモのように殴り書きされたテキストの数々は、あの特異な演出にどういう意図があったのかを知る手がかりになります。

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手描き、アナログのあたたかみ溢れる「シヨン展」でした。